2026.06.30
短頭種気道症候群について
まず短頭種とは頭蓋骨の長さに比べて鼻の長さが短い犬種のことを短頭種といいます。
短頭種のワンちゃんは鼻から気管にかけての気道の構造が狭くなりやすいという特徴があり、
暑い気候の時や興奮時に呼吸の通りが悪くなることがあります。
このような短頭種に多く発生する呼吸器の症状を総称して、「短頭種気道症候群」と呼んでいます。
犬の短頭種気道症候群の症状
・鼻の穴が挟まっている
・普段から鼻をグーグー鳴らす
・鼻水をよく飛ばす
・過度のパンティング(犬が舌を出してハァハァと行う激しい呼吸)
・息を吸うときにゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音
・就寝時にいびきをかく
・興奮した時にブーブーという呼吸音を立てる
マズルの長い犬より呼吸がしづらいため、呼吸が荒くなり運動を嫌がる子もいます。
悪化すると呼吸困難から体の熱の発散ができなくなることで、高体温や酸欠状態になりやすくなり、
食欲低下や失神なども見られるようになります。
原因
短頭種気道症候群の一般的な原因としては、マズルが短い短頭種の犬は、短期間で選択繁殖されてきました。頭の骨が短くなったにもかかわらず、その上を覆っている軟部組織が短くなっていません。
その結果、「皮膚のたるみ」「軟口蓋の垂れ下がり」「鼻腔の狭窄」などの原因が現れ、その複合が短頭種気道症候群を引き起こします。
さらに、肥満が重なると発症率は上がります。
短頭種気道症候群になりやすい犬種
- シーズー
- パグ
- フレンチ・ブルドッグ
- チワワ
- 狆
- ブルドッグ
- ボストン・テリア
- ボクサー
- ペキニーズ
- キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
など
予防
・暑い時間帯の散歩は避ける
・散歩時は常に水を携帯し、動物の体を冷やしたり水を飲ませることができるようにしておく
・動物が過ごす部屋は常に涼しくしておく
短頭種気道症候群に限らず、適正な体重を維持することで他の病気も予防できますのでしっかりと管理しましょう。













