2026.09.01
歯周病について
歯周病とは
歯周病は、歯の表面に付着した歯垢(プラーク)が歯石化し、歯肉や歯を支える骨に炎症を起こす病気です。犬猫は人間よりも歯石ができるスピードが早く、犬は約3〜5日、猫は約7日で歯垢が歯石に変わると言われています。初期段階では気づきにくく、気づいた時にはすでに歯周病が進行していることも多くあります。3歳以上の犬猫の約8割が罹患している可能性があり、放っておくと口の中だけではなく、血液中に細菌が入り込み心臓・肝臓・腎臓など全身の健康にも悪影響を与える恐れがあるため早期の予防と治療が重要です。
症状
- 口のにおいがきつくなる、よだれが増える
- 歯肉の赤み、腫れ、出血
- 痛みによる食欲低下、硬いもの(ドライフード)嫌がる
- 顔や頬の腫れ
- 鼻水やくしゃみ
- 顎の骨折
- 歯周病菌による内臓の病気
歯周病の症状は進行度によって大きく異なります。このような症状が見られたら早めの病院受診をおすすめします。
治療
- 投薬治療: 炎症や感染を抑えるために抗生剤の処方
投薬治療では一時的には炎症を抑えることができますが、根本原因は取り除けないため以下のような全身麻酔による処置が必要です。
- スケーリング(歯石除去): 超音波スケーラーで歯石や歯垢を除去
- ポリッシング: 歯の表面を研磨して、新たな汚れがつきにくくする
- 抜歯: ぐらつきや重度の炎症がある場合
このような治療を行った後も歯周病を進行させないために予防をする必要があります。
予防
歯周病予防には毎日のお口のケアが必要です。最も効果的なのは、歯ブラシでのブラッシングです。歯ブラシが難しい場合は歯磨きシートやガーゼ、デンタルジェルを使ってケアをしましょう。動物はお口を触られることが嫌いな子が多いため、子犬、子猫のうちから慣れさせ習慣をつけることが大切です。
当院では歯磨きグッズや口臭予防などいくつか取り扱っております。歯周病に関して気になることございましたらご相談ください。













