コラム
Column

2026.04.21

マダニによる人獣共通感染症「SFTS」について

SFTSとは?

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは、ウイルスを持っているマダニに咬まれたり、感染動物と接触したりすることでペットやヒトに感染する人獣共通感染症です。

2013年に日本ではじめて確認された比較的新しいウイルス感染症で、近年の温暖化の影響でマダニの活動期間が長くなり、西日本だけでなく北海道や茨城県でも感染が報告されているため、よくニュースや新聞などで見かけることもあるのではないでしょうか。

症状

●犬・猫

元気消失、食欲低下、発熱、黄疸(お腹や耳の皮膚・白目が黄色い)、白血球や血小板の減少 など

●ヒト

発熱、消化器症状(嘔吐・下痢・腹痛)、白血球や血小板の減少、頭痛や筋肉痛、呼吸困難、重篤化すると出血症状や意識障害 など 

日本での猫の致死率約60%、犬の致死率約40%、ヒトの致死率約30%(特に高齢者や免疫力が低下している人)といった統計が出ていて、命を脅かす非常に恐ろしい感染症です。香川県では2025年6月に三豊市で、同年7月に綾歌郡で死者が出ました。

原因 (感染経路)

●SFTSウイルスを持っているマダニに咬まれることで犬・猫およびヒトが感染

 ⇒特に外に出る猫草むらや山道を散歩している犬でリスクが高まります

 ⇒ヒトでは草むらや山に入って付着することがあります

●SFTSを発症している動物との接触によって犬・猫およびヒトが感染

 ⇒咬まれたり引っかかれたりすることで感染するケースや、血液や体液を素手で触ることで感染する可能性があります

 

予防

●犬や猫

月に1回の駆虫薬をつける

 当院では、ノミ・マダニは1年間を通して予防をおすすめします。安全で効果の確実な薬を動物病院でお求めください。

 当院では飲み薬とスポットタイプを取り扱っています。体重やライフスタイル・薬を飲む又は塗布するのが難しい子など、その子にあった駆虫薬をご提案していますので、お気軽にご相談ください。

 また、マダニが付いていた場合はお家では取らずに動物病院での処置をお願いいたします。 間違った駆除をすると傷口が化膿したり、病原体がペットの体内に入ってしまうリスクが高まります。

●ヒト

・草むらに入るときは長袖・長ズボンを着用し、肌が露出するサンダルなどは控える

・虫除け剤の使用

 マダニに噛まれたら無理に取り除こうとせず、必ず医療機関を受診し、数週間は体調の変化に注意してください。

ペットホテル
安心のペットホテル

当院にて予防類(ワクチン・フィラリア・ノミマダニ)をされている方、治療等で通院されている方へのサービスとしてご利用いただけます。
ペットホテル業を行うため県に登録し、動物取扱責任者を専任した上で、命ある動物を扱うプロとして適正な取り扱いを行っています。

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CTは、0.5ミリメートルの間隔で断層画像を輪切り画像が作成できるため、ごく小さい病変も描出可能です。
造影剤を使用することにより、腫瘍などの病変部位がわかりやすくなり、腫瘍付近の血管を把握することも可能です。

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